アイン・アル=アラブ (‘Ayn al ‘Arab)
アイン・アル=アラブ(ローマ字表記:Ayn al-Arab、عين العرب, ʿAyn al-ʿArab)、またはクルド語でコバニ (Kobanî) あるいはコバネ(Kobanê)は、シリア(シリア・アラブ共和国)北西部の都市で、アレッポ県(県都アレッポ)に属する.
人口は2004年の国勢調査で44,821人. 街の人口のほとんどはクルド人で、その他アラブ人 (5%)、トルクメン人 (5%)、アルメニア人 (1%) と続く. シリアのクルド民主連合党 (Kurdish Democratic Union Party, PYD) の指導者で、シリア内戦におけるクルド人側の主要人物でもあるサーリフ・ムスリムはコバニの出身である.
アラビア語名は「アラブの泉」を意味するアイン・アル=アラブ. クルド語名の「コバニ」の由来は不明である. サーリフ・ムスリムは、オスマン帝国時代にバグダード鉄道を建設したドイツ資本の鉄道会社の「会社」(Kompanie, コンパニー)という語が崩れてコバニとなったという民間語源説を紹介している.
人口は2004年の国勢調査で44,821人. 街の人口のほとんどはクルド人で、その他アラブ人 (5%)、トルクメン人 (5%)、アルメニア人 (1%) と続く. シリアのクルド民主連合党 (Kurdish Democratic Union Party, PYD) の指導者で、シリア内戦におけるクルド人側の主要人物でもあるサーリフ・ムスリムはコバニの出身である.
アラビア語名は「アラブの泉」を意味するアイン・アル=アラブ. クルド語名の「コバニ」の由来は不明である. サーリフ・ムスリムは、オスマン帝国時代にバグダード鉄道を建設したドイツ資本の鉄道会社の「会社」(Kompanie, コンパニー)という語が崩れてコバニとなったという民間語源説を紹介している.
地図 - アイン・アル=アラブ (‘Ayn al ‘Arab)
地図
国 - シリア
シリアの国旗 |
東西交通の十字路に当たるため、古代からヒッタイト、アケメネス朝、マケドニアなどの支配を受けた. 7世紀に興ったウマイヤ朝がダマスカスに都を置くと、イスラム文化の中心地として栄えたが(661-750年)、続くアッバース朝が都をバクダッドに移すと、その役割は薄れた. 16世紀以降はオスマン帝国の領土となる. 20世紀初頭にフランスの植民地になり、1946年に独立した.
通貨 / 言語
ISO | 通貨 | シンボル | 有効数字 |
---|---|---|---|
SYP | シリア・ポンド (Syrian pound) | £ or لس | 2 |